東レの社長曰く「細いナイロンを織れる会社、染色に優れた会社などオンリーワン企業が多くある。各社がつながることで競争力を高めた」とのこと。
糸を生産する大手メーカーは、下請け企業が作った織物をアパレルに販売しますが、90年代に国内生産を大幅に縮小しました。
北陸の地場産業も大手から取引を打ち切られ、自力で販路を作ろうと海外に進出するも、敗退。
そんな時に、東レの呼びかけで発足した共同体は、作り手のつながりで、構造不況業種とみなされていた繊維を復活させました。
下請け企業同士がライバルとばかりに、自社だけが窮地を脱出しようとしても、活路は開けなかったでしょう。
東レが長期的な視野を持たず、赤字だからと手を引いていたら、繊維事業に傑出した強さをみせる今の東レはないでしょう。
つながりで復活した成功例ですね。
※2013年11月16日付日経新聞
「ニッポンの製造業 新たな挑戦 東レ(上)」より
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