「歯科医や弁護士、起業家の顔 」より
<歯科医が保育園経営、弁護士が法律相談のインターネットサイトを運営――。
専門知識や現場経験を生かして「二足のわらじ」を履く起業家が出てきた。
預かった子供に虫歯予防の指導をするなど巧みにセールスポイントをつくり、手堅く事業を軌道に乗せる戦略を描く。
本業の顧客開拓にも役立てるなど、したたかに起業に挑む>
…… 保育所に入りたくても入れない「待機児童問題」を踏まえニーズがあると判断しての起業だが、理由はそれだけではない。
渡辺氏(保育園を経営する歯科医)はキシリトールによる虫歯予防が専門分野。
その知識や経験を医療現場だけでなく、保育の領域にも生かしたいとの思いも強かった。
園舎や土地は賃貸にし、内装など当初の必要資金は600万円。うち200万円は経済産業省の創業支援の補助金を利用できた。……
創業支援を多数手がけている公認会計士の椿祐輔氏は「医師や弁護士ら専門領域を持ち、経験を踏まえた起業ならば事業の特色を打ち出しやすい」と指摘する。
弁護士業務の傍ら起業したのは、法律相談サイト「弁護士ドットコム」の運営を手がけるオーセンスグループ(東京・港)の元栄太一郎社長。
国内の弁護士の2割程度にあたる約6千人以上が同サイトに登録している。……
今年初めには価格比較サイト大手のカカクコムと資本業務提携し、約2千万円の出資を受けた。サイト作りには同社のノウハウも生きている。
弁護士が払うサイト利用料やサイトの広告収入などが収益源。
元栄氏は「同僚弁護士との打ち合わせもサイト運営に必要なマーケティング活動を兼ねることになる」と話す。……
同「『二足のわらじ』新たな担い手に」より
世界の大学・研究機関でつくるグローバル・アントレプレナーシップ・モニター(GEM)による2012年の「総合起業活動指数」で、日本は世界69カ国・地域の中で最下位の4%だった。……
政府は経済活性化に向け起業支援を打ち出し、経済産業省は14年度予算の概算要求に若者や女性、シニアの起業家に金融機関が融資する場合の金利優遇措置などを盛り込んだ。
起業する際の資金面などの壁を低くし、新規参入を促す狙いだ。
起業にリスクはつきものだが、高度な資格など専門性を生かす形で事業プランを描けば比較的「手堅い起業」も可能だ。……
医師や弁護士などこれまで起業に縁が薄かった層が「兼業」の形で新事業を始めるパターンが広まれば、起業の担い手の多様化が進むとともに、成功事例の増加につながる可能性がある。
受験生を顧客とするビジネス産業が喧伝することは、差し引いて考えなければなりません。
弁護士でさえ、資格をとっただけでは、鳴かず飛ばずの時代。
専門知識を生かした兼業は、これから増加の一途をたどるのではないかと思います。
士業は、起業しやすい立ち位置にいます。
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