親は子どもを褒められると、嬉しいでしょ。
実は、自分のことを可愛い、と意識するのはよくないことだと思っていたのです。
「可愛い」に限らず、褒め言葉は、意識的に忘れるようにしました。
反対に、悪く言われたことは、忘れないように、折にふれて思い返していました。
私は、こう考えていたのです。
褒め言葉は、人をダメにする。
自惚れないように自制心を持たなくては、成長できない、と。
この考えのまま大人になっていたら、私は人を褒めないキャラだったはず。
人を褒めないことをよしとするこのタイプは、真面目な性格です。
何を隠そう、私の「いい加減」キャラは、必ずしも天性のものではありません。
人に優しく、自分に厳しく。
これは、理想。
でも、理想であって、私は、実行不可能だと思ったのです。
それで、私がとったあり方が、人と自分に対して別々の判断基準を課さなくてもいいように、人に優しく、自分にも優しく、です。
20代前半のこと。
それから、自分が褒められることを許しました。
素直に「ありがとう」と受け取る。
そして、人を褒める。
人を褒めないタイプの中には、褒めたいけれど、褒め方がわからない、という方もいらっしゃるでしょう。
でも、褒めない方がいいと、善意で考えているケースがあります。
褒めることで、ほっとして、緊張の糸を切らせてはいけない、などと。
また、私は、小さな会社で、社長が私を褒めるので、嫉妬されたことがあります。
薄々感じていましたが、なくなった会社支給のボールペンが、私の退職が知れ渡った日に出て来たことで、やっばり、と思いました。
褒めるというのは、難しい要素があるのです。
この記事は、「頑張ったね」の一言が救いに のコメント返しの続きです。
人は、自分自身が変わろう、とかなり強く自覚しない限り、外部の影響力だけでは変わりません。
褒めないタイプの人から、褒め言葉を引き出すのは、至難の業。
このブログには、コメントをしたこともないけれど、共感を持って読んでくださっている方がいらっしゃるかもしれません。
でも、実際に、そういう方がいらしたとしても、私には、全くわかりません。
言われないとわからないけれど、事実は事実としてあります。
人が褒めようとどうしようと、客観的に褒められるような実績を積み上げることに専念するのが、一番ではないでしょうか。
私は、相手が変わることを求めるより、自分の受け止め方を変える方が、現実的だと思います。
120%の出来でも、褒められない、と割り切る。
その代わり、仲のいい友だちに愚痴って、慰めてもらうことで、精神的バランスをとる。
私は自己完結型で、人があまり気にならないタイプです。
それは、自分で「いいこいいこ」と頭なでなでして、自分の傷を自分で癒しているから。
ストレスを感じない秘訣は、人が自分に何かをしてくれると期待しないことです。
*人は、褒める、モチベーションをあげる、ということに配慮すべきで、私は、そういう働きかけをしていきたいとは思っています。
るんるん♪語録/6月9日
自分で自分を認めていたら、人の賞賛は要らない。
自分に優しくなろう。大甘でいい。
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