「頑張ったね」の一言が救いに | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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昨日よりも今日、今日よりも明日の自分が
よりよくありますように!

1960年代にマーティン・セリグマン博士が提唱した学習性無力感という概念は今でも重要だ。

一生懸命頑張っても成果が得られないと、それ以上頑張ろうという気力がうせてくるという考え方だ。

セリグマン博士は、その理論の正当性を、犬を使って実証した。

犬をつらい状況においてそこから抜け出せなくすると、抜け出そうという意欲をなくしてくる。

自分には抜け出すだけの力がないと考えて、抜け出そうという気力がなくなってくる。

私たちも、失敗が続くと自信を失ってくる。

「どうせ何をやってもダメだ」と考え、何かをする意欲がなくなる。

このように仕事や勉強など自分がやったことの成果を感じられることが次のやる気につながるのだが、成果を感じられるのは、仕事や勉強がうまくいったときだけではない。

なかなか仕事の成果が表れなくても、頑張りをまわりの人から評価されると気持ちは軽くなる。

物理的な成果だけでなく、心理的な成果が、こころの健康のためには重要なのだ。

過重労働でうつ状態になった人が、精神的にきつかったのは、過重労働だけではないと言っていたのを思い出す。

遅くまで残って頑張っているときに、せめて一言上司から「助かっているよ」という声かけがあれば頑張りがいがあるのに、それがないのが辛かったという。

つくづく私たちは人の中に生きているのだと思う。

(国立精神・神経医療研究センター 大野 裕)
2012年6月7日付日経新聞夕刊より


無力感の話は、「鎖につながれた象」もそうですね。

サーカスの象は、小さい頃から鎖でつながれています。

最初は、必死に逃げようとするのですが、子どもの象の力ではそれは叶いません。

そのうちに諦めてしまい、大きくなって、逃げる力が備わっても、決して鎖を切って逃げようとはしません。

鎖は切れない、と過去の失敗からの思い込みがあるからです。

過去にしばられてはいけませんね。

そして、ちょっとした配慮、声かけで、人の心は軽くなります。

一人ひとりが気をつけたいものです。

一言で救われる心がありますから。


るんるん♪語録/6月7日
この世に生を受けたことに感謝。
生かされているお恵みに感謝。


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