私が非開業を決意したのは、以下の点からです。
開業社労士は、きちんと事務所経営を事業として成り立たせることが義務であり、それがまず第一の社会貢献である、という考え方。
そして、この論に励ましや共感の意見があったらしいこと。(もちろん、反対意見もありますが)
社労士業で生計を立てるつもりがない私が開業登録していることは、社労士業界の地位向上のためによくない、そう判断しました。
非開業の決断をした時は、就業規則作成ができなくなることは覚悟しましたが、誰でも作れる職場のルールブックならいいだろう、と思っていました。
ところが、東京都社労士会に確認したところ、昨日、お友だちからいただいた情報の通り、就業規則作成NG。
その上、職場のルールブック作成も何だか危うい。
全国社会保険労務士連合会に問い合わせるように勧められ、連合会に電話しました。
その他登録というのは、あくまでも社会保険労務士と名乗れるだけ。
その他登録で職場のルールブックを作成をするのはふさわしくない、3号業務(コンサル)であっても、社労士として仕事をするなら、開業登録とのこと。
「ふさわしくない」という言い方なので、絶対にダメ、法律違反ということではなさそうですが、私は「ふさわしくない」ことはやりたくありません。
現在、職場のルールブックを手がけているので、当分は、開業登録のままでいます。
私は、社労士の独占業務である手続き業務や提出代行はできないけど、個人事業主としてコンサルはできると思って、非開業登録を決意しました。
実は、あっさりと葛藤なく決めたのです。
社労士業界のためだという一念故に。
ただ、その他登録が社労士と名乗るだけとなると、正直なところ、躊躇するものがあります。
でも、稼いでいる女性士業に離婚された方が多いのも、事業運営と家庭平和の両立がそれだけ困難だからでしょう。
社労士事務所にいた私は、先生の仕事が私のように夕方5時までで終わるわけではないことを知っています。
私が顧問をとらないのは、家庭の事情でお客様第一主義を貫けなかったら、お客様に迷惑がかかるからでもあります。
何を隠そう、私が今、心ひかれている手話通訳士。
殆どがボランティアで、ビジネスとして成り立っていない業界です。
夫のご機嫌を損ねず、自己実現と社会貢献をしたい私にとっては、いい環境です。
ただ、今年、入門コースを受講し、最短でも手話通訳士試験の受験資格が得られるのは3年後。
道のり通し。
といっても、3年なんてあっという間でしょうか。
るんるん♪語録/5月20日
想定外のことは、あって当たり前。その中で最善策を考える。
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