知的障害者が公園に出店した「キッチンカー」で軽食を販売し、就労に向けた実践を積む。
そんな試みが渋谷区で始まった。
企画した同区内で飲食店を経営する入江洋仁さんは、「キッチンカーが障害者と社会をつなぐ懸け橋となり、公園を利用する人の憩いの場になってくれれば」と、願っている。
キッチンカーが営業する公園は、渋谷区神宮前の「みやしたこうえん」(火~木曜の正午~午後3時)と同区代々木の「はるのおがわコミュニティパーク」(月、金曜の正午~午後2時)。
メニューはホットドックやコーヒー、スープなどが並ぶ。
働いているのは区内の福祉作業所「ワークささはた」に通う知的障害者たちだ。
職員の付き添いの下、料理の盛りつけから接客、販売までを担当する。
入江さんは現場で調理し、監督にあたる。て
2008年に区に対して区立公園での営業許可を申請したが、手続きに時間がかかるなどして、なかなか許可が下りない期間が続いた。
このため、まずは自ら経営する店舗を利用して、11年から障害者とともに弁当の販売を行う形での就労支援を始めた。
これまでに3人が実際に就職するという実績を上げたこともあり、今年1月
、渋谷区の後援という形で公園利用の許可を得て、営業開始にこぎ着けた。
月~金曜の営業はワークささはたの通所者が担当するが、土、日曜の営業は、区内の精神障害者を公募で雇用する取り組みも行っている。
入江さんは「将来的には、キッチンカーを増やすことで、就労支援の規模をもっと広げていきたい」と話している。
4月5日付読売新聞都民版より。
入江さんにはワークささはたに通っていた弟がいらして、だからこそ、こんなに素晴らしい企画を立てられたのでしょう。
一番最初に公園での営業許可を申請したのは、2008年。
実現したのが、2013年。
前例がない新しい試みには、幾多の壁が立ちはだかるのは、常なることです。
そんな中で諦めなかった。
できるところから始めた。
それが、実を結びました。
身体障害者よりもさらに就労の機会が少ない知的障害者。
できるだけ多くの方が、自ら働く喜びを味わうことができますように。
就労支援の輪が広がることを願っています。
るんるん♪語録/4月4日
諦めなかったから、今がある。そして、明日がある。
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