最新号のアエラに掲載されている、科学ジャーナリスト内村直之氏による記事より抜粋
山中流プレゼンの秘訣5カ条
① 自虐ネタ
整形外科の卵として研修中、臨床医としての要領の悪さに、指導医から「お前はホンマに邪魔や、ジャマナカや」と言われ続けたという話はすっかり有名になった。
手術が下手だったのは緊張のせいで、実は不器用ではない、と本人も弁解しているが、こうした自虐ネタは、爆笑を誘うとともに、聴衆に親近感を与える。
米国留学から帰国後、あまりの研究環境の悪さに、PAD(「アメリカ後うつ病」という山中の造語)に陥ったという話もこのパターンだ。
② ヘタウマ
ヘタウマでもいいから印象的なイラストや写真を入れるのは必須だ。
③ パクリ
時にはパクリも辞さない。
なぜ、iPS細胞の最初のiは小文字なのか?
当時大人気のアップル社のパソコンiMacや音楽プレーヤーiPodのパクリである。
同社には無断で命名したが、その後、お墨付きをもらったそうだ。
④ 短縮略語
的確なキャッチフレーズは天才的だ。
例えば「VW」。
グラッドストーン研究所のロバート・メイリー所長の言葉で、フォルクスワーゲンならぬ「ビジョン・アンド・ハードワーク」(明確な理想を持って懸命に働く)という意味の短縮略語で、山中は講演で「私の基礎」と強調している。
<①で挙げた「PAD」もそう>
⑤ 口先だけでなく行動を
講演とは直接関係しないが、研究のための寄付金を集める「広告塔」として、山中は今年3月、フルマラソンに挑み、自己記録を更新した。
これも広い意味のプレゼンだろう。
詳しくは、こちら↓
AERA(アエラ) 2012年10月29日号/朝日新聞出版

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山中教授は、プレゼンの技術を米国留学中に学んだとのこと。
この卓越したプレゼン力なくして、大型研究プロジェクトの研究費をゲットすることはなく、今回のノーベル賞受賞の快挙もなかったでしょう。
聴衆に合わせた巧みな比喩。
人を惹きつける話術。
参考にしたいですね。
るんるん♪語録/10月24日
文字にすれば同じ文章。
でも、話し手によって、聞き手の印象は段違い。
聞き手の心に届くように、話し方をブラッシュアップしよう。
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どうもありがとうございます。感謝のうちに
