2012年5月8日付日経新聞夕刊より
飲食店や小売店などで、60歳以上とみられるシニアが働く姿を多く見かけるようになった。……
日本マクドナルドでは、全国の店舗で働くスタッフの2%に当たる約3400人以上が60歳以上。2005年の1.3%から徐々にその比率は上がっている。
「意識的に60歳以上を増やしているのではなく、あくまで人物本位で採用した結果」というが、社会人の経験があり、職場全体への目配りも巧みなシニアは、若いスタッフの多い職場で貴重な戦力となっている。
60歳以上の人材活用に積極的な上場企業もある。中古厨房機器などの販売・修理のテンポスバスターズは、05年に定年をなくし、現在は60歳以上が従業員の約3割を占める。……
働くシニアが増えている背景には「高齢化が進み、団塊の世代など60歳以上の人口が増える一方で、生産年齢人口(15~64歳)自体の減少が始まっていることがある」 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の河内哲郎雇用推進・研究部次長はこう指摘する。……
テンポスバスターズでは「業務拡大の過程で、即戦力となる人材を年齢に関係なく採用した結果、シニアの採用が高まった。……
シニアの労働力を活用して、60歳未満の正社員とのワークシェアリングを実現している企業もある。……
正社員で1カ月に30~40時間はあった残業時間の短縮が課題だったが「午後6時から11時にシニアに入ってもらい、正社員は定時退社することで、仕事の効率が上がった」
男性は1961年4月2日、女性は1966年4月2日生まれ以降になると、年金が貰えるのは65歳からになります。
また、厚労省は、年金の開始年齢を68歳とする案を出しています。
年金問題も絡め、働きたいという高齢者は、多いと思います。
お金というより、やり甲斐を求めたり、ボケ防止や健康保持のためもあるでしょう。
雇用する側と雇用される側がうまくマッチする仕組みが広がるといいですね。
るんるん♪語録/5月8日
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