“年収別!こんなに違う読書の質、量、読み方”
土井英司(エリエス・ブック・コンサルティング代表):「高収入ほど読書時間が長い」という、当然の結果が出ていますね。
会社での地位が上がるほど、仕事の中心は意思決定になってきます。
意思決定とは行動や戦略を決定することですが、いうまでもなくインターネットで検索して答えが出る類のものではない。
連続性の中で思考を重ねる作業が必要になります。
そして、長時間にわたって他社の思考のプロセスや事実の展開をたどれるメディアは、本以外にありません。
経営者は一般的に、他社の具体的な経験を抽象化して自分の仕事に応用する能力、いわゆるアナロジー思考に長けています。
だからこそ、ビジネス書や自伝・評伝を読んで他者の思考や行動のプロセスをたどる意味がある。
楽しみのためだけに本を読む人たちとは、読書の価値がまったく違うのです。
成毛眞(インスパイアファウンダー):月間読書量と年収もきれいに比例しているね。
でも、僕は、読書をすれば出世をするとは思わないな。
有り体に言えば、知的な層が出世をするわけで、知的な層だから読書もするということでしょう。
今1500万円貰っている人だって、かつては年収500万円の時代があったわけで、でもきっとその時代も本を読んでいたはずです。
あまり知的ではない人は、若いときから本も読まず、出世もしないということでしょう。
………
成毛:「稼ぐ人は専門書、低年収ほど自己啓発」というのもいかにもだけど、低年収の人は経営学や経済学のテキストと自己啓発本の区別がついていない。
ドラッカーを自己啓発本だと思って読んでいる人、多いと思うよ。
土井:自己啓発本も、一種のファンタジーなのだと私は思います。
低年収の人の多くは自分の待遇に満足していないので、自分を肯定してくれるものに飢えています。
そしてよく売れる自己啓発本には、必ず自分を肯定してくれる要素が含まれている。
「あなたは今のままで100点」とか、「強く願うだけで夢はかなう」みたいなことが必ず書いてあります。
でも、そんなに簡単に夢がかなうわけがない。
反対に年収が高い人は、社会をリアルに理解するために専門書を読んでいる。
現実を知って正しい努力をすれば結果はついてくると考えているからです。
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なるほど、と思うことばかりです。
図書館やブックオフの利用は、情報感度が鈍いので、「年収500万円の人の悲しい習性」と評されていますが、それもそう。
低年収の私は、図書館もブックオフも大好きですわ~。
るんるん♪語録/4月21日
背伸びはしない。
現状でできることをする。
無理しても、続かないから。
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