グローバル時代に若者たちに求められる資質、必要な学力とは何か。
数学者秋山仁さんの話。
私は今の教育の課題を2つの観点で見ています。
1つは「人間力」を高める教育を強化する必要があること。
人と関わる力や社会性など、かつては主に家庭や地域社会で子どもに身に付けさせていた人間力を学ぶ機会が減ってきているのではないでしょうか。
小学校低学年までの教育の中では、心を育てることが特に重要です。
チームワークづくりやコミュニケーションの取り方、祖父母を敬うといった徳育を、体育や知育と併せてバランスよく行うことが大切だと思います。
2つ目は「学力」について。
勉強する層としない層が二極化していますが、どちらにも問題があります。
勉強しない子は、学ぶこと自体に意義を見いだせていない。
一方、勉強する子にしても、『合格するための勉強」「試験に対応するための勉強」ばかりに凝りかたまっている場合が多い。
面白いテーマや問題を自発的に見つけたり、自分の頭で主体的に考えたり感じたりする習慣が欠けていることが少なくない。‥‥‥
日本では、以前から「問題解決能力」は重要とされてきましたが、さらに大切なのは問題を見つける「問題探索能力」ではないかと思います。‥‥‥
欧米の学生が大学で伸びる要因は、学ぶ楽しさを知っているか、論理的に考える習慣が身に付いているかどうかが大きいと思います。
秋山先生の意見に同感です!
そう言えば、かつて息子の中学(私立)で、解答の出ない問題が出題されたことがありました。
正解があるのが当たり前になっていますが、解答を導き出せる条件が整っている問いであるかどうかを判断させる。
こういう問題に小学生の頃から接する機会があるといいと思います。
いきなり「問題探索能力」をと言われても、自分の頭で物を考える習慣をつけていなければ、埒があかないでしょうから。
これからの時代を生き抜く子どもたちの教育は、何にも増して大事です。
各方面で、もっと力をいれてほしいです。
るんるん♪語録/3月14日
トライ&エラー。
それは、成長の種。
間違えないことや、早く仕上げることが
いつも必要なわけではないから。
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