入社2ヶ月後に自殺したことについて、平成21年、横須賀労働基準監督署は、労災認定せず。
この度、平成23年2月14日、神奈川労働者災害補償保険審査官による処分取り消しで、労災認定が決定しました。
深夜勤務を含む長時間労働。
さらに、休日にはボランティア研修。
時間外労働は2ヶ月で合計227時間に及んでおり、自殺したのは「長時間労働による精神障害が原因」とされました。
これについて、ワタミは、こんな発表をしました。
「当社グループが運営する店舗に勤務していた元社員につき労災と認定されたとの報道がありましたが、報道されている勤務状況について当社の認識と異なっておりますので、今回の決定は遺憾であります」
そして、わたなべ美樹氏のツイッター。
「労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のことのように覚えています。
彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。
労務管理 できていなかったとの認識は、ありません。
ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。
会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」
彼は、かつてこんな事を言いました。
「自殺者は社会のカナリアだと思う。
カナリアは坑道などでいち早く有毒ガスを検知する。
『我々の社会はおかしいぞ』と自殺者の方々が、自分の命を絶って訴えているのかもしれない』と。
今回の件で、「和民には、もう行きたくない」という人もいます。
人件費をケチらずに、もう一人雇用した方が、どれほど経済的損失が少なくてすんだことか。
労務管理に疎いと、とんでもない事態を招くことがありますから、皆様、お気をつけくださいませ。
るんるん♪語録/2月23日
目に見えるものがすべてだと思うと、
事の本質を読み間違える。
行間や雰囲気から察しをつけないと。
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