「今では不安ない」危険な作業を続ける福島第1原発の作業員に聞く
放射性物質(放射能)の海への流出という深刻な事態に陥った福島第1原発。
復旧作業を続ける30代の男性作業員が、匿名を条件に産経新聞の取材に応じた。
被曝の恐怖を乗り越え、使命感を持って、黙々と作業を続ける男たちの姿が浮かび上がった。
津波で運ばれた土砂、水素爆発で飛び散った建屋の残骸…。これらが放置された敷地内で、この男性は黙々と作業を続けている。
3月24日には電気設備工事大手の関電工の社員ら3人が作業中に被曝した。これまで体験したことない危険な現場だ。
だが、男性は「こんなに使命感を持って仕事をしたことはない」と語る。………
男性は水素爆発後、いったん家族を連れて他県に避難した。「娘に何かあってはいけない」。そう思ったからだ。
だが、3号機の燃料貯蔵プールへの決死の放水作業を続ける東京消防庁の隊員らがいることを知り、考えが変わった。
「よその土地から体を張っている人がいる。微力だけど力にならなくては」。家族を避難先に残して単身、福島県に戻った。
「自分たちの子供のため、被害拡大を防ぎたい」。他の事業者が断る中、仕事を引き受けたのも、また「子供のため」だった。
作業に当たってから、すでに10日以上が経過した。今では不安はないという。
男性は「みんなが『一日でも早く(事態を)収めたい』という同じ方向を向いている」と話した。
警視庁の機動隊員が高圧放水車で現場に向かった時、黙々と作業をしている東電の職員を見て、自分たちもやり遂げなければ、と思ったそうです。
そして、警視庁が果敢に活動したから、自衛隊も東京消防庁のハイパーレスキュー隊も、懸命になりました。
その雄姿に触発されて、上記のように、また現場に戻って来る作業員もいる…。
自らの危険も顧みず、体を張るという尊い連鎖が起こっています。
子どもたちのために。
日本のために。
胸が熱くなります。
一人ひとりの被爆量を抑えるため、人海戦術がとられ、多くの人たちが粛々と作業にあたっています。
本当に頭が下がります。
私が原発について思うことで、最悪の事態だけは回避されるだろうと記したのは、専門家にしろ、各国大使館にしろ、命を賭して冷却作業を遂行するという想定をしていないと思ったからです。
でも、「だけ」と言ったように、回避されたのは、核爆発という最悪の事態のみ。
長丁場になりますが、何とか沈静化する日を心待ちにしています。
感謝と祈りをこめて。
るんるん♪語録/4月6日
ひとりが頑張ると、その頑張りは、ひとりに留まらない。
触発されて、頑張る人が後に続く。頑張る輪!
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合格の桜咲くように 縁起のいい富士山


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どうもありがとうございます。感謝のうちに
