私は、合格体験記を読みません。
正確に言うと、宅建と行政書士の合格体験記は、全くもって読んでいません。
社労士については、一昨年、昨年は少しは読みましたが、本腰を入れて読んだことはありません。
その理由は。
合格体験記を信用していない、という訳ではありません。
合格体験記を記した人の勉強法は、その人にとっては、確かによかったのです。
だから、いいように書くと思います。
でも、物事には、メリットとデメリットが共存するのが普通でしょう。
私にも有益な勉強方法かどうかは、わからないからです。
そして、合格者の手記も人それぞれですから、当然ながら、相反する記載もあります。
情報過多は、迷いを誘発します。
あれこれ悩む時間があったら、勉強した方がいい。
合否を分かつ最大要因は、メンタル面>勉強の技術面。
というのが、私の基本スタンスです。
無知が功を奏する場合もあります。
一昨年の社労士受験時。
当時は、私のPCを息子にのっとられて(笑)、私は利用していませんでした。
情報不足。
それ故、社労士試験合格に必要な勉強時間が1000時間というのも、予備校の戦略的まやかしだと勘違いしたままでした。
1年間に1000時間も勉強するというのは、恥かしいかな、私にとっては想像もつかない世界。
DCプランナー2級の合格率が30数%だったので、その時の3~4倍位勉強すればいいものだと、単純に考えていました。
正直に言って、真面目に勉強している社労士受験生のことを知らずして、本当によかったと思います。
「りかちゃんだって、やれば出来るもん」と、素直に信じ、「皆はあんなに勉強してるのだから、太刀打ちできない…」と思わずにすんだからです。
さすがの私も、事実を認識していたら、4月からの勉強で強気ではいられなかったでしょう。
今なら、成功経験を心の拠り所にすることが出来ます。
でも、そういうものが一切なかったあの時は、無知で楽観的でなければ、合格点クリアレベルまでいけなかったはず。
るんるん♪で勉強する1時間と、不安を感じながら勉強する1時間とでは、同じ1時間という勉強時間であっても、身に付くものが違うと思うからです。
もちろん、合格体験記を読んで、試験戦略をたてるとか、モチベーションアップしよう、励みにしようなどの目的が明確な人は、読めばいいですよ。
そこは勘違いしないで頂きたいのですが、私は合格体験記を否定しているのではありません。
ただ、私は、読まないというだけです。
理由はシンプル。
読まない方がるんるん♪でいられるから。
社労士。宅建。行政書士。
1つの資格に1年を費やしている受験生と、私は同じ事は出来ません。
るんるん♪になれるのは、こういう本。
だから、あなたも生きぬいて (講談社文庫)/大平 光代
¥580
Amazon.co.jp
中卒で、司法試験に一発合格
世間の常識なんて、何のその。
人間って、その気になってやれば出来るものだぁ、という気になります
<合格へのスパイラル>過去記事一覧表
励みになりますので、応援クリックをお願い致します
合格の桜咲くように
クリック① ↑ ↑ クリック② ↑ ↑
どうもありがとうございます。感謝のうちに