2009年5月11日付読売新聞第22面、月曜求人欄
『人生の時間管理を大切に 東レ経営研究所所長 佐々木常夫さん』より
長男は自閉症、妻は病気で43回も入退院を繰り返すという家庭環境の中、多忙な仕事と家事、育児、看病を両立させ、企業のトップに上り詰めた。
今や、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)のシンボル的存在として、講演などに引っ張りだこだ。
近著「部下を定時に帰す『仕事術』」(WAVE出版)では、残業せずに最大の効果を出す働き方を伝授している。……
私は当初、家庭の事情をあまり同僚に話しませんでした。
しかし、妻が01年に自殺未遂を図った時、「このままでは死に目に会えない」と、全部オープンにしました。
全国にうつ病患者は500万人、自閉症者は100万人いると言われています。
病気や障害を持つことは、恥ずかしいことでも何でもありません。
皆が等しく持っているリスクです。
家庭は大変な状況でしたが、それを支えたのは、仕事です。
仕事はとても楽しかったです。
なぜかというと、自分の力や努力の結果が形として残るからです。
しかし、仕事ばかりしていても、人間は成長しません。……
ワーク・ライフ・バランスは、個人にとっても会社にとっても有効な経営戦略だと考えています。
理由は三つあります。
一つ目は社員が元気になる。
二つ目は生産性が上がる。
三つ目は良い人材を確保できるからです。
ただ、ビジネスパーソンに訴えたいのは、「仕事のタイムマネジメント」の前に「人生のタイムマネジメント」が必要だということです。
自分の人生にとって、何が一番大事なのかを考えてほしいですね。
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病気や障害を持つことは、恥ずかしいことではなく、皆が等しく持っているリスク。
本当にそうですね。
ものの見事にワーク・ライフ・バランスを体現なさっているのは、さすが
素晴らしいです
受験生としては、「自分の力や努力の結果が形として残る」試験を楽しみたいですね~。
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