吉田たかよし・『不可能を可能にする最高の勉強法』・2002年・PHP研究所
第6章 受験編 資格試験では超リアリストになる
1 資格試験は合格しなければ意味がない!
この点では、教養を高めるための勉強、趣味のための学習とはまったく異なります。……
適切な戦略こそが不可欠なのです。(P.180)
◎試験問題の出題者も分析の対象に
どうしても出題者が安心して問題を作れる分野、すなわち自分の専門としている分野に偏ってしまう。これは当然でしょう。(P.181~182)
◎監督庁の問題意識が試験に反映する
その資格に関わる業界を監督している省庁がどのような意向をもっているかを知ることです。(P.182)
◎試験と同じ時間帯に同じ科目を勉強する(P.186)
午前10時になれば……するのだ。午後1時になれば……するのだ。
こうした指令を、毎日、同じ時間帯に勉強することにより体に叩き込むのです。
そうしますと、その時間帯になれば自動的に、必要な脳内ホルモンが分泌されます。(P.187)
◎イメージ・トレーニングも効果的
ただ、社会人の場合、仕事があります。
でも、あきらめないでください。とっておきの方法をお教えましょう。
それは、イメージ・トレーニングです。
何も、目をつぶって瞑想する必要などありません。
業務をこなしながらで結構です。……
ただ、なんとなくイメージするというよりも、何が何でも問題を解いてやると、強く念じた方が効果的です。……
試験を受ける時間帯になったら、コーヒーでも緑茶でも結構ですので、一杯から二杯程度、飲んでください。
カフェインを使って、脳に「試験の時間だから活性化しないといけない」とのメッセージを伝えるわけです。
この時、自分の意識の中でも「頑張るぞ!」と言い聞かせながら飲むと、効果的です。(P.187~189)
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ちなみに、著者の吉田さんは、東大大学院(工学系)→国家公務員試験Ⅰ種合格→NHK記者・アナウンサー→医師国家試験合格→政策秘書試験合格→衆議院議員公設第一秘書→東大大学院医学博士過程→ (現本郷赤門前クリニック院長)
と華麗なる略歴をお持ちです。
独学の身には、試験問題の分析は難しいけれど、イメージトレーニングはやってみようと思います。
皆様も、よろしければ、お試しあれ。
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どうもありがとうございます。感謝のうちに