オトナの仕事 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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ここのところ真面目に仕事しています。仕事とは、経済性のあること、経済性はないけど大事なこと、いずれにせよオトナのやるべきこと、だと思います。花に水をあげたり、ゴミを出したり、子どもと学校の途中まで一緒に行ったり(あ、来週、旗当番だ!)も。

メールで連絡を取る、電話で顧問先の法律相談に応じる、裁判用に準備書面等を作成する、再保釈の保証金を裁判官と交渉する、治安立法反対のデモの主催の挨拶をする、判決を受け取り、弁護士会の常議員会に出席し、アウェイな空気の中で議論をする、労働事件の雑誌用原稿を書く、ひと息つく(^_^)、遺産分割の交渉をする・・・

・・・そんな一日の中にも経済性のあるものと、ないものが混在していますが、いずれにしても「自分に関係ないこと」はありません。依頼された弁護士としての業務以外も自分を含む自分たち、子どもたちに関わる事柄であり大事なことだからやっているつもりです(まあ、一息つくは・・・ねえ)。

いずれにせよ、集中して、そして粘り強く取り組んで、成果をあげていくことは、自分に対する励みになりますし、次の仕事への活力になります。弁護士の仕事は、相手方がいる「対峙型」の仕事なので、勝負的な側面はやはり否定できません。もちろん、和解したり合意したりという協調を目指すことも多いのですが、どういう内容の和解か、という意味ではやはり勝負性はあります。だから勝つときもあれば負けるときもある・・実際どんな仕事でもそうかもしれませんが・・・キツイですよねえ、そういうのって。

株価が上がっても、実質賃金は下がるという階級的な対立が深まる、我々働くオトナとっては厳しい時代です。悔しい想いや、諦めそうな気持ちを抱えながら多くのオトナが頑張っていると思います。

考える→行動する→失敗する→考える→また、行動する→失敗する→考える・・・という永遠のループの中で少しずつ成長というか失敗を活かした「領域」に到達することをめざして、めげずに何度も何度もループを繰り返すしかないですね。

出来た、勝った、と思った途端に次の試練が待っているもの・・・。日々の生活のためにお金を稼ぐのも、政府が持っていこうとしている軍事国家化を阻止すべく様々な工夫と行動を繰り返すのもオトナの仕事、だと思います。誰かに期待するのではなく、自分たちでやりましょう。

辺野古の周りのオトナたちは素晴らしく「仕事」をしています。負けずに頑張りましょう!