リニアやカジノで誰が得する? | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 他の国ではやめてしまったリニアの着工が9兆円事業で2027年開業目指して開始されそうです。電磁波満杯の状態で、南アルプスの山の中を突っ切る「恐怖のジェットコースター」みたいなリニアモーターカーの危険性その他の問題点は様々指摘されていますが、そもそも、現在でも1時間35分で行ける東京から名古屋が、40分で行ける、ということが、ドンダケのことなのか?

 速度は2倍、電気消費量は3倍、ということで効率は悪化するわけですが、原発推進派=原子力村にとっては嬉しい話でしょう。電気が必要なんだ!、と言える、ってことです。
 むしろ、「原発推進のためのリニア計画」、ではないかと思います。

 それから、カジノ。これも前も書きましたけど、賭博って違法、但し、胴元が国だと合法オッケーっていう、まさに「ザ・法律」=支配の道具という、国と資本のやりたい放題の象徴だと思います。
 ギャンブル依存症が推計536万人で、破産法でもギャンブルで債務負担を拡大させたような場合は、免責(=債務を逃れること)にもなりません(破産法252条1項4)。
     http://ameblo.jp/mfb1991/entry-11755239076.html

 そういう危なっかしいこと、危険なこと、やっちゃいけないことも、国の事業として推進すれば、いいってことでしょうか? リニアもカジノも儲かるのは大資本や税収UPの国だけで、庶民は、危険に晒され、むしり取られて、ますます厳しい状態に落とし込まれるだけじゃないの、と思います。

 なんか、派手で、ギラギラして、無駄遣いが奨励される無法地帯の国=ニッポンみたいな方向に向かっている気がするけどな~。子どもを育てるのには向かなさそうだなあ。