
ナ・バ・テア/森 博嗣
あたしの場合去年公開された
押井守監督の映画「スカイ・クロラ」から入って、
なかなか気に入ったので原作も読んでみたいと…。
でもってまず「スカイ・クロラ(原作)」から読んだ。
これのシリーズ(原作)は全部で5作あって、
刊行順で行くと「スカイ~」→「ナバ~」なのだけど、
物語の時系列で行くと最初が「ナバ~」で
ラストが「スカイ~」となっている。
中には刊行順でなく、物語の時系列順で読んだ方が…
と言う人も居るのだけど、やっぱこうゆうのは
刊行順がセオリーだとは思うんだけどなぁ。。

スカイ・クロラ (中公文庫)
因みに「スカイ~」の原作はラストシーンを除けば
基本映画と同じ…というか、映画が原作を忠実に
再現している感じだった。だからあたしの中では
原作の「スカイ~」を読んだ時の感想というのはあまりなく、
悪く言えば少々退屈だった。
でも続けて読んだ今回の「ナバ~」は
なかなか興味深く読むことができた。
この分だと残りの作品も読むハメになるだろう(苦笑)
して今回読んだ「ナバ~」にはちょっとしたトリックがある。
それをそう思うかどうかは読む人夫々だろうけど、
「スカイ~」から入った方がよりそれを感じるとは思う。
いずれもその瞬間から物語にグッと吸い込まれて行った。
しかしそうなるのも結局は誤って?長年植え付けられた
くだらない偏見があるからかもしれない。
色々書くとネタバレになってしまうのであまり書かないけど、
戦闘機の形態、プロペラを前方に備えたトラクタタイプと
プロペラを後方に備えたプッシャタイプの話も面白いし、
車で言うとFRだとかFFだとかそうゆう話ね。
空の清さと地の醜さを説く主人公が
限られた人間関係の中で徐々に変わりゆく様とか…。
「魂を重力に引かれた…」
というガンダムのフレーズが妙にシンクロしたり(笑)
でもセイラが説くんですよね、、
「でも…全てを生む土壌になってる」
若いから感じる事、感じた事。
徐々に形成される人間関係を通じて変化を齎す事。
醜い?事を受け入れる事。それが生きるという事?
思春期、大人と子供の狭間で感じた想い。
そうゆうのを何だか思い出したりしますね。。
ただやっぱりこの手の類は読む人を選ぶだろうから
全くお勧めはできないんですよねぃ、、(笑)
きっと辿り着く人は辿り着くんだと思います。。?
p.s.
物語…というより、
あの空とか戦闘機のドッグファイトとか、、
どうしても手元に置いておきたくてポチリ…↓(笑)

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