職場の飲み会に嫁を連れて行く事になった。
しかしいつも行っている馴染みの店が
どうやら閉店してしまったらしく路頭に迷う。
その内ある人が仕事で捕まってしまい待ちぼうけ…。
気付けば知らない人が嫁に絡んでる。
「今度御馳走するよ」とかなんとか…。
それが嫌で嫁は近くの"室内"動物園に行くことを提案した。
発券機の傍らで最初のアトラクション?
山本晋也監督の手乗り猫コーナーだ。
両手を差し出すと猫は器用にその手に飛び乗った。
すかさず嫁がその姿をデジカメに納めた。
「顔は映してないから…」と
早速ブログに掲載するつもりらしい。
しかしソレにはしゃいでいたのは僕らだけで
多くのカップルはそのアトラクションを素通りした。
ようやく館内に入ると不気味に魚が中に浮いていた。
いや、よく見ると糸で吊られた作り物の魚だ。
空気の乱れで僅かに揺れる浮いた魚は
酷く弱った蛍光灯を遮ってさらに薄暗い光を落とした。
そう言えば小学生の夏休みの工作。
毎年無計画な僕は間際になって焦って作った。
箱の中の水族館もその1つ。
何だか見透かされてそうで居心地が悪い。
奥のドアを開けると今度は壁一面に並んだ水槽。
無機質に並べられた魚の居ない水槽からは
どれもボコボコと音を立てて僕を歓迎した。
だから言ったでしょう?
水族館なんかより熱帯魚ショップの方が
こうして色んな魚に出会えるんだ。
レジの近くにオーナーのお気に入りだろうか?
大きなエンゼルフィッシュが並んで
ゆらゆら尾っぽを降ってはこちらを覗いてた。
レジの奥のドアを開けて水の流れていない
下水道らしき空洞を抜けて河原に出た。
同級生が草野球をしている。
ゴムボールにカラーバット。
僕はよく跳ばした。
その内バットが重くなって…
腕力のない僕は7番バッターになったのだ。
「だからサラリーマンは嫌いだ…」
草野球に混じってもボールが
回って来ない事に嫌気がさしたと
嫁は実家に帰る事を決意した様だ。
かける言葉が見つからない。
荷物をまとめて歩き始めた。
しかし彼女はすぐさま引き返して来た。
「これでは泣き寝入りだ…」
僕らは職場に向かって歩き始めた。
遠く川岸で空に伸びる煙突からは
淡い白い煙がもくもくと湧き出ていた…。
注)GRAPEVINE"白日"とは微妙?に関係ありません...
しかしいつも行っている馴染みの店が
どうやら閉店してしまったらしく路頭に迷う。
その内ある人が仕事で捕まってしまい待ちぼうけ…。
気付けば知らない人が嫁に絡んでる。
「今度御馳走するよ」とかなんとか…。
それが嫌で嫁は近くの"室内"動物園に行くことを提案した。
発券機の傍らで最初のアトラクション?
山本晋也監督の手乗り猫コーナーだ。
両手を差し出すと猫は器用にその手に飛び乗った。
すかさず嫁がその姿をデジカメに納めた。
「顔は映してないから…」と
早速ブログに掲載するつもりらしい。
しかしソレにはしゃいでいたのは僕らだけで
多くのカップルはそのアトラクションを素通りした。
ようやく館内に入ると不気味に魚が中に浮いていた。
いや、よく見ると糸で吊られた作り物の魚だ。
空気の乱れで僅かに揺れる浮いた魚は
酷く弱った蛍光灯を遮ってさらに薄暗い光を落とした。
そう言えば小学生の夏休みの工作。
毎年無計画な僕は間際になって焦って作った。
箱の中の水族館もその1つ。
何だか見透かされてそうで居心地が悪い。
奥のドアを開けると今度は壁一面に並んだ水槽。
無機質に並べられた魚の居ない水槽からは
どれもボコボコと音を立てて僕を歓迎した。
だから言ったでしょう?
水族館なんかより熱帯魚ショップの方が
こうして色んな魚に出会えるんだ。
レジの近くにオーナーのお気に入りだろうか?
大きなエンゼルフィッシュが並んで
ゆらゆら尾っぽを降ってはこちらを覗いてた。
レジの奥のドアを開けて水の流れていない
下水道らしき空洞を抜けて河原に出た。
同級生が草野球をしている。
ゴムボールにカラーバット。
僕はよく跳ばした。
その内バットが重くなって…
腕力のない僕は7番バッターになったのだ。
「だからサラリーマンは嫌いだ…」
草野球に混じってもボールが
回って来ない事に嫌気がさしたと
嫁は実家に帰る事を決意した様だ。
かける言葉が見つからない。
荷物をまとめて歩き始めた。
しかし彼女はすぐさま引き返して来た。
「これでは泣き寝入りだ…」
僕らは職場に向かって歩き始めた。
遠く川岸で空に伸びる煙突からは
淡い白い煙がもくもくと湧き出ていた…。
注)GRAPEVINE"白日"とは微妙?に関係ありません...
