太陽の塔

森見氏の作品はどれも評価高いようなので、
手始めに読んではみたものの、、
う~ん、、あたし的にはイマイチでした。
この作品だけで判断はよくないかもだけど、
同者の作品読むのはもう腰が重いなぁ…(苦笑)

特にモテない学生の男汁満載の物語!
的な宣伝のされ方に違和感が残る。
あたし的な男汁とは性欲と理性の狭間で
揺れ動き奇想天外な失態を繰り返す
滑稽でしかし愛おしく思える姿であって、、
しかしこの作品に書かれた内容は
偏った理性に支配された学生の日常や
妄想で大半が綴られ、全く男臭さを感じない。
いや、どちらかと言えば爽やかである。
加えて高学歴者が理屈っぽい口調で自嘲する様は
スタイリストを気取る感じでなんだかなぁ…と。

多くの人に好評とある彼の使う言葉のセンスも
あたし的には響くものはなかった。
それは好みの問題もあると思うけど、
きっと物語がツマラナイってのが影響してるんだろう。
これで物語に魅力があればその言葉のセンスも
また違った評価があったかもしれない。。

内容は本筋があるわけではなく、
話があちこち無作為(?)に展開して
途中から退屈で仕方なかった。
元カノへのストーカー行為は
序盤で中途半端に終わってしまうし、
突如現れたライバルともなんだかよくわからない感じだし、
モテない四天王とされる周辺キャラも
印象が薄く全くイメージできない。好感も持てない。
いや、主人公にしろ水尾さんにしろ、
全くイメージできないんだよなぁ…。
最後の「ええじゃないか」もピンと来ないし、
あれほど用意周到だったにも関わらず、
クリスマスプレゼントの罠にまんまと
はまるとことか何か一貫性がないというか、、
それを”愛しき滑稽”とは到底思えないのです。

…あ、結構な不平不満を並べてますね。
これだけ記事に出来れば読んだ甲斐はあった?
いずれもあたしみたいな低学歴者には
この作品は馴染まないのかもですね。
あまりに共感出来ない…(苦笑)

P.S.
唯一良かったと思えたのは”宇宙遺産”という表現。
あたしも実際に見てみたくなりました。