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冒頭、何とも哀愁漂うジョニー・サンダースの
Sad Vacation♪が流れる中、
浅野君が孤児を乗せてチャリで走るシーン。
それはバナナセンターから和布刈へ向かう道中。
貨物列車の線路と海岸に並ぶ石油タンクに挟まれた道。
あたしが幼き頃幾度と走った道だ…。
そんな演出に懐かしさと優しい感情に包まれて
ついつい目頭が熱くなってしまった。。

HelplessEUREKA(ユリイカ)に続く、
青山真治、北九州を舞台に描く最終章。
キャスティングも過去作品からの流れで、
浅野忠信、光石研、辻香織里、斉藤陽一郎、宮崎あおい、
が夫々同じ役柄で登場し、
新たに、石田えり、オダギリジョーを加えるなど、
なかなか豪華な感じだ。
でも今回のメインはあくまで浅野君ですけどね。。

先に書いた通り、冒頭でノックアウトされた
あたしがこの映画を客観的に評価するのは難しい。
でも過去作品に比べれば一番見易い作品ですかね。
かといって一般の評価はかなり厳しいようで、、(苦笑)
やっぱりあの空気感は北九州を知る人でないと
なかなか理解できないのかも?
いや、そうゆう問題でもないかもだけど。。

「男の人らは好きにしたらええんよ…」

揺るぎないオンナ、強いオンナ…をテーマにしているけど、
しかしオンナの強さだけでは何も成り立たなくて、
その裏にはやはり優しく弱いオトコの存在が不可欠で…。
見てくれは”不細工”だが、そうやって
男女が巧くやっていけてる様が描かれていると感じた。
これは言葉では難しいが、例えば以前紹介した
高校大パニックのラストシーンにも通じるものがある。

そして人との出会いの必然性。
不思議な引力で引き合うチカラは
決して偶然ではなく必然であるという事。
あたしの場合、それはあくまで前向きになるための
言い訳に過ぎないのだけど、、(苦笑)

いずれにしても浅野君はカッコいい♪
オダギリ君と並んでも絵になりますもんね。
そういやアカルイミライ以来の競演?
もっとこの2人の競演見てみたいですね。。
あ、こないだビストロSMAPで言ってた
浅野君とキム兄の競演も見てみたいけど(笑)

■サッドヴァケイション■
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