
リリイ・シュシュのすべて
なんだか無理矢理続けちゃう夏映画シリーズ♪(笑)
てことでこれはお馴染み、岩井俊二監督作品。
監督も遺作にしたいとまで言わせてるけど
あたしも大好きな作品ですね。
子供にも大人にも属さない不安定な
少年少女の心情がうまく表れているかと。。
「何故オンナは強く未来を見据え、
オトコは弱く過去を辿るのか…」
そんな事も考えさせられる。
この作品に登場する少女はほんとに強い。
どう転んでも生きる事を決意する者…死を選ぶ者。
しかし少年は違う。
過去の淡い想いを引きずりながら、
あるものは破壊し、あるものはそれを受け入れる。
どちらも表面的には違うように映るが根底は同じ。
彼らは僅かな心の振動に大きく動揺する。
子供から抜け出せない、大人になりきれない…。
表現の差異はあれど若者は皆、
悲痛な苦しみを抱えているんだ…と。
いずれもこの作品では市原隼人君と
蒼井優ちゃんの役柄(演技)は他を圧倒している。
特に蒼井優ちゃんの一言一言は
痛く、清く、潔い。
「あんたが守ってよ…」

Lily Chou-Chou|呼吸
因みにこの作品を思い出す度、
Salyu(サリュー)の音源欲しくなるのだけど、
結局重い腰は上がらずじまい、、。
今回こそ1Clickするかな?(笑)
■リリイ・シュシュのすべて■
P.S.
”女は未来を、男は過去を”
仮説に過ぎないが、男女における”性”への
成熟度の差異がその結果を招いているんだと感じた。
男なら大抵経験する事があると思う。
「…過ぎてから気付く…」
そう、あの日あの子のとった行動が、
その時点では気付かなくても自身の成育と共に、
その真意が何だったのかをはじめて知らされる。
けれどそれを知った時にはもう遅い。
そしてそんな皮肉な事はないと思いつつ、
過去への回想がはじまるのかな?…と。
