070819e

三鷹の森ジブリ美術館配給のフランス映画。
あたしはミッシェル・オスロ作品は初めてだけど
予告からの期待通りとても素晴らしい作品でした。
まるで人形劇のような独特の動きも新鮮で、
映像は色彩豊か。小物1つをとってもセンス良く、
とても丁寧に描かれている感じがしましたね。
そして肝心の物語は現代が抱えるテーマを据えながら
しかしシンプルにテンポよく進み飽きさせない。
最近は難解なだけで中身のない(?)
アニメが横行している感じもするけど、
こうして大人も子供も素直に楽しめる作品に出会うと
何だか不思議と心が洗われる想いです。

(以下少々ネタバレあり)

生まれた時から同じ乳母の元
一緒に育ったアズールとアスマール。
やがて身分や民族といった不条理が
2人の人生を分けることになる。
名高き碧い目のアズール。
しかし彼が航海の結果辿りついた土地では
その碧い目は不吉とされ不当な差別を受ける。
彼は自ら盲目となることを決意した。。

いずれも差別を行う側、受ける側、
両者の立場に立ったとき、いかにそれまでの
価値観が愚かであったかを問う内容になっている。
”差異は迫害するのではなく受け入れる”
是非子供達に見せたい作品です。

あとクラプー(声:香川照之)のしゃべり方は
個人的にちと面白かった…。Booooo!!(笑)

■アズールとアスマール■