※個人の記録のために記事にしています
読むことはあまりお勧めしません…
もはや人肉を食すことに抵抗はない。
人に天然という言い方は奇妙な気がするが
いずれも”原則は”養殖なのだ…と彼はいう。
見せられた写真には2人の子供が写っていた。
肌は褐色であどけない視線を送る。
特別な日なのだろう。僕は初めてそれを口にする。
渡されたモノは黒ずんであり、もちろん火は通してある。
言われなくとも先の子供のモノだろうと推測できた。
誰かが”ひよこ”を頭から食べるように、
また誰かが”たいやき”を尾っぽから食べるように、
僕はそれを根元からかじり始めた。
中には頭から食べる者も居るんだろう。
それ位は個人の自由だ。しかしこれを拒否する
自由は僕には持ち合わせていないらしい。
一口一口あの子供達の無機質な表情がよぎる。
それは何とも心地悪い。
味で言えば例えばそれは血生臭いレバーのようだ。
何の抵抗力もないその弾力はいとも簡単に
僕の前歯の侵入を受け入れる。どこまでも従順…。
しかし此れほど不味い食感も他に思い当たらない。
当然それは美味いと感じるはずもなく、
しかしここでいやな顔はできない。
何故ならこれは崇高な儀式であるはずだからだ。
○○の部分だけがゴムのように弾力を持ち抵抗する。
僕は噛み切るのは諦めてそのまま飲み込んだ。
抵抗に真っ向から勝負するより
手段を変えたほうが容易い場合だってある。
それを知ったのはつい最近の事だ。
僕が食べ終わるのを待っていたかのように
彼は予め用意していたもう一つを僕に差し出した。
僕は引きつった笑顔でそれを丁寧に受取る。
これ以上我慢できない…。
僕はそれを持ってトイレに向かった。
しかしどこか負い目を感じていたのだろう。
それは彼に対してではなく、
あの眼差しに対してのモノかもしれない。
誰も居ない密室でやはり僕は根元からかじり始める。
けれど○○の手前で僕は食べるのを止めた。
水洗トイレにそれを落とすと同時に水を流した。
勢いよく流れる水の泡と共にそれは消えてしまう。
タバコ、ガム…いつかの記憶が蘇る。
やがて水流が落ち着きその情景を鮮明にする。
その場はまるで何事もなかったように平静さを取り戻した。
何でも即座に消し去ってくれる。
僕の部屋で一番機能的なのは緻密な家電製品ではなく、
実はこの水洗トイレなのかもしれない。
その発見が嬉しくなって僕は思わずニヤけてみた。
そういえばさっきから誰かがトイレをノックしている…。
鏡で身嗜みを整えると僕はドアを開ける準備をした。
読むことはあまりお勧めしません…
もはや人肉を食すことに抵抗はない。
人に天然という言い方は奇妙な気がするが
いずれも”原則は”養殖なのだ…と彼はいう。
見せられた写真には2人の子供が写っていた。
肌は褐色であどけない視線を送る。
特別な日なのだろう。僕は初めてそれを口にする。
渡されたモノは黒ずんであり、もちろん火は通してある。
言われなくとも先の子供のモノだろうと推測できた。
誰かが”ひよこ”を頭から食べるように、
また誰かが”たいやき”を尾っぽから食べるように、
僕はそれを根元からかじり始めた。
中には頭から食べる者も居るんだろう。
それ位は個人の自由だ。しかしこれを拒否する
自由は僕には持ち合わせていないらしい。
一口一口あの子供達の無機質な表情がよぎる。
それは何とも心地悪い。
味で言えば例えばそれは血生臭いレバーのようだ。
何の抵抗力もないその弾力はいとも簡単に
僕の前歯の侵入を受け入れる。どこまでも従順…。
しかし此れほど不味い食感も他に思い当たらない。
当然それは美味いと感じるはずもなく、
しかしここでいやな顔はできない。
何故ならこれは崇高な儀式であるはずだからだ。
○○の部分だけがゴムのように弾力を持ち抵抗する。
僕は噛み切るのは諦めてそのまま飲み込んだ。
抵抗に真っ向から勝負するより
手段を変えたほうが容易い場合だってある。
それを知ったのはつい最近の事だ。
僕が食べ終わるのを待っていたかのように
彼は予め用意していたもう一つを僕に差し出した。
僕は引きつった笑顔でそれを丁寧に受取る。
これ以上我慢できない…。
僕はそれを持ってトイレに向かった。
しかしどこか負い目を感じていたのだろう。
それは彼に対してではなく、
あの眼差しに対してのモノかもしれない。
誰も居ない密室でやはり僕は根元からかじり始める。
けれど○○の手前で僕は食べるのを止めた。
水洗トイレにそれを落とすと同時に水を流した。
勢いよく流れる水の泡と共にそれは消えてしまう。
タバコ、ガム…いつかの記憶が蘇る。
やがて水流が落ち着きその情景を鮮明にする。
その場はまるで何事もなかったように平静さを取り戻した。
何でも即座に消し去ってくれる。
僕の部屋で一番機能的なのは緻密な家電製品ではなく、
実はこの水洗トイレなのかもしれない。
その発見が嬉しくなって僕は思わずニヤけてみた。
そういえばさっきから誰かがトイレをノックしている…。
鏡で身嗜みを整えると僕はドアを開ける準備をした。
