例えるなら通常理解できないような絵画を
見ている(見せさせられている)感じがしました。
一般的には理解し難い芸術作品というかね。。
それが優れてるとかいないとかは別問題で、、。
いずれも書き手の真意は定かでなく、
全ては読む側に委ねられるという。。
それが俗にいう春樹ワールドなのかも知れないけど、
あたしはそんな前提知識ないから、
これ読み終えた後は正直どこかしっくりきませんでした。
終盤になるにつれて物語が収束するどころか
ますます散乱していく感じで、、
だから、、何?…と。

この小説に論理的なモノは求めてはいけないのかもだけど、
例えば科学で証明できない事柄が
あまりに堂々と書かれてるというか、、
それの使い方、、乱用(依存)してる感じが否めないし。。
あとお膳立てが整いすぎてるというか、、
色んな意味でイマイチ”リアル”じゃないんだよなぁ。。
ちとメタファーメタファー煩いし、、(苦笑)

まぁ好みの問題だけど、要は話が抽象的なんですよね。
あたしが小説に求めるのは抽象的な事ではないから、、
うん、歌詞とかなら抽象的でも良いんだけどね、、。
いずれもあたしは苦手ということで。。

 
海辺のカフカ (上)(下)