まずはじめに、
ゲイについてのブログ記事を書き始めたのは、
昨年の6月である。
そして、"下書き保存"のままの記事が多くある。
更新出来ていない。
このテーマに限っては、私のズボラな性格が問題ではない。
私はゲイではない。
だからこそ、感情的にではなく、
客観的に、私のような立場から思うことなど
率直に書けるものがあると思う。
しかし、簡単に小娘が書けるのなら
この世の中、ゲイに対する差別・偏見はないだろう。
パリは、サンフランシスコは、NYは、
ゲイにとって住みやすいところなんでしょう?
パリ以外の地域は実状を知らないので除きますが、
確かにパリは日本よりはゲイという言葉が身近にあるし、
住みやすい環境があると思う。
新宿2丁目
ここには1度だけ行ったことがある。
友人(ゲイ♂)の2丁目デビューの日でした。
一人では、、という友人のため
ゲイ♀を演じ、私までゲイバーデビュー^^;
「男なんて興味ない」
なんて言葉が、男好きの私の口から出たこと、
未だに友人にネタにされますが。
頑張ったでしょ?P君!
いや、皆に見透かされていただろうから、演じる必要なんてなかったのかも。
パリの新宿2丁目といったら、マレ地区。
メトロHôtel-de-Ville、そしてSt-Paul周辺。
Hôtel-de-Ville駅の方が、ゲイバーが多くやや2丁目寄り。
それと同時にノンケも居座るカフェも多いので、
新宿2丁目のような境界線はない。
St-Paul駅は、ゲイだけでなく、ノンケも多い。
オシャレなショップやカフェが立ち並ぶので、
ファッション業界関係者も多いし、観光客も多い!
ノンケ同士、ノンケとゲイ、ゲイ同士、
みんなが居心地が良いエリアです^^
ハッテンバ、、という所もパリにもあるようです。
かの有名なデザイナーも出没する、とあるエリアは、、、
11区やEtienne Marcel付近だそう。
小声で言わなくとも、
ノーマルの私でさえ耳にするのだから、知ってる人は多いか^^;
勿論忘れてならないのが、
ファッション業界にゲイは多いということ。
(追記:ゲイであることを本人が自覚し、受け入れている人が、
それを言葉なり態度で公表している人が多いということ。
つまり、どの業界にもゲイの比率は同じだと思うが、
ただファッション業界は自他共に、
"ゲイ"というカテゴリーを持っている人が多い方なので、
居場所を求めて幾分か多い気もする。)
言葉足らずでしたので、追記しました。
なので、ゲイの皆さん、
パリに来て何処に行けばいいのか、
なんて思う必要なし!
オシャレな場所=オシャレな人が多い=ゲイスポット ですから^^
この業界に身を置いておきながら、
ゲイに接したことが無いなんて言ったら曲者よ!笑
でも友人らの口からは、
ヘア・メイク業界の方が多そうでいいな、だそうです。
話は戻りますが、
あくまでも日本よりはゲイがゲイとして生きやすい。
無理をして面白く親しみやすいキャラを作る必要も無く、
そういう彼らを自然に受け入れる人たちが多いと思う。
ただ現実の一つとして、
映画『Brokeback Mountain』のようなことも存在すると思う。
映画を観た人も多いことでしょう。
私も観ました。
友人(ゲイ♂)と観ました。
まさかあのような内容だと思わずに観ていたので
お互い絶句。
気乗りしない私に観よう観ようと、ゲイのラブストーリーだと。
きっと、いつも男と女の恋愛話ばかりする私に、
見せつけたくて観たはずなのに。
私でさえ、恐怖を感じたのだから、
ゲイである友人が感じた恐怖は計り知れません。
あのような人生を送っているゲイは多いことでしょう。
私の周りでさえ、
家庭を持ちたいと思うゲイの友人は多くいますから。
そしてあのように生命に関わる悲惨な目に遭うことは
けっして珍しくないのでしょう。
だから映画が作られたのだと思います。
それを裏付けるかのように、
ゲイ@パリという著書に、
フランス社会で起こった事件が書かれているようです。
今度この本を買った友人に借りる予定です。
パリに住み、特別探さなくてもゲイとの関わりは増える。
パリに関するブログを書いている以上、
ゲイのことを書くのは、特別なことでもないのです。
友人を通し、街で会うゲイの人たちを通し思うこと。
ゲイのことを知らない
特にこのことが差別・偏見に大きく繋がっていくと思います。
ゲイの友人の中には、
ゲイですら分かってない、とも。
私が書ける範囲のことを、
友人からの訂正がありつつも、
そして時には友人と一緒に、ブログを書いていきます。
美裕