『一定証伏御書』(佐後?)[真跡(断簡)] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

一定(いちじょう)と証伏(しょうぶく)せられ候(そうら)ひしかば、其(そ)の後の智人かず(数)をし(知)らず候へども、今に四百歳が間 さ(然)で候(そうろう)なり。かるがゆへ(故)に今に日本国の寺々一万余、三千余の社々、四十九億九万四千八百二十八人の一切衆生、皆 彼(か)の三大師の御弟子となりて、法華最第一の経文、最第二 最第三と をと(下)されて候なり。されども始めは失(とが)な(無)きやう(様)にて候(そうら)へども、滴(つゆ)つ(積)もりて大海となり、ちり(塵)つ(積)もて大山となる。
(平成新編1550・御書全集1598・正宗聖典----・昭和新定[3]2527~2528・昭和定本[3]2504)
[弘安03(1278)年"系年不詳"(佐後?)]
[真跡(断簡)・富士大石寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]