又 法華経の行者を つか(遣)わして御いさ(諫)めあるを あや(怪)めずして、彼(か)の法師(ほっし)等に心をあ(合)わせて 世間 出世の政道(せいどう)をやぶ(破)り 法にす(過)ぎて法華経の御かたき(敵)にならせ給(たま)ふ。すでに時すぎぬれば、此(こ)の国やぶれなんとす。やくびゃう(疫病)は すでにいくさ(軍)に せんぷ(先符)せむ、ま(負)くるしるし(徴)なり、あさましあさまし。
(平成新編1205~1206・御書全集1491・正宗聖典----・昭和新定[2]1784~1785・昭和定本[2]1449~1450)
[建治04(1278)年02月23日(佐後)]
[古写本・日興筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]