『開目抄 上』(佐後)[曾存] | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

仏、涅槃経に記して云(い)はく「末法には正法(しょうぼう)の者は爪上の土(そうじょうのど)、謗法の者は十方の土」と見へぬ。法滅尽経に云はく「謗法の者は恒河沙(ごうがしゃ)、正法の者は一二(いち に)の小石」と記しを(置)き給(たま)ふ。千年・五百年に一人(いちにん)なんども正法の者はあ(有)りがた(難)からん。
(平成新編0538・御書全集0199・正宗聖典0091・昭和新定[1]0778・昭和定本[1]0555~0556)
[文永09(1272)年02月(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]