『十法界明因果抄(十界明因果抄)』(佐後)[古写本] 第九に菩薩界とは、六道の凡夫の中に於(おい)て、自身を軽(かろ)んじ 他人を重んじ、悪を以(もっ)て己(おのれ)に向け 善を以て他に与(あた)へんと念(おも)ふ者有り。仏 此(こ)の人の為(ため)に諸(もろもろ)の大乗経に於て菩薩戒を説きたま(給)へり。(平成新編0212・御書全集0433・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0336・昭和定本[1]0178)[文応01(1260)年04月21日(佐後)][古写本・日進筆 身延久遠寺][※sasameyuki※]