『御講聞書(日向記)』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

一 序品(じょほん)の事
 此(こ)の事は教主釈尊 法華経を説き玉(たま)はんとて、先(ま)づ瑞相(ずいそう)の顕(あら)はれたる事を云(い)ふなり。今 末法に入(い)りて南無妙法蓮華経の顕はれたまふべき瑞相なれば、彼には百千万倍 勝るべきなり。其(そ)の故(ゆえ)は雨は竜の大小により、蓮華は池の浅深(せんじん)に随(したが)って其の色 不同なるが如(ごと)くなるべし云云。
(平成新編1821・御書全集0809・正宗聖典----・昭和新定[3]2878・昭和定本[3]2547)
[弘安01(1278)年03月19日~弘安03(1280)年05月28日(佐後)]
[古写本・京都要法寺、戸田妙顕寺]
[※sasameyuki※]