『撰時抄』(佐後)[真跡(断片)] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

法華経を ひろ(弘)むる者は日本の一切衆生の父母なり。章安大師 云(い)はく「彼が為(ため)に悪を除くは即(すなわ)ち是(これ)彼が親なり」等云云。されば日蓮は当帝の父母、念仏者・禅衆・真言師 等が師範(しはん)なり、又(また)主君なり。而(しか)るを上一人(かみいちにん)から下万民(しもばんみん)に いたるまで あだ(仇)を な(為)すをば日月(にちがつ) いか(争)でか彼等の頂(いただき)を照らし給(たま)ふべき。地神 いか(争)でか彼等が足を載(の)せ[戴(いただ)き?]給ふべき。
(平成新編0844・御書全集0265・正宗聖典0188・昭和新定[2]1244・昭和定本[2]1018)
[建治01(1275)年06月10日(佐後)]
[真跡・玉沢妙法華寺外四ヶ所 身延曾存(70%以上100%未満現存)]
[※sasameyuki※]