『報恩抄』(佐後)[曾存・古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

法華経の第七[細雪注・薬王菩薩本事品第二十三]に云(い)はく「能(よ)く是(こ)の経典を受持すること有らん者も、亦復(またまた)是(か)くの如(ごと)し。一切衆生の中に於(おい)て亦(また)為(こ)れ第一なり」等云云。此(こ)の経文のごと(如)くならば、法華経の行者は川流江河(せんるこうが)の中の大海、衆山(しゅざん)の中の須弥山(しゅみせん)、衆星(しゅせい)の中の月天、衆明(しゅめい)の中の大日天、転輪王、帝釈・諸王の中の大梵王(だいぼんのう)なり。
(平成新編1016・御書全集0309・正宗聖典0248・昭和新定[2]1511・昭和定本[2]1218)
[建治02(1276)年07月21日(佐後)]
[真跡・池上本門寺外五ヶ所(10%未満現存) 身延曾存、古写本・日舜筆 富士大石寺 日乾筆 京都本満寺]
[※sasameyuki※]