印(いん)と申すは手の用(ゆう)なり。手 仏にならずば、手の印 仏になるべしや。真言(しんごん)と申すは口の用なり。口 仏にならずば、口の真言 仏になるべしや。二乗の三業(ごう)は法華経に値(あ)ひ たてまつ(奉)らずば、無量劫、千二百余尊の印・真言を行(ぎょう)ずとも仏になるべからず。
(平成新編0726・御書全集0898・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1098~1099・昭和定本[1]0823)
[文永11(1274)年04月~05月頃"文永11(1274)年05月~06月頃""建治03(1277)年"(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]