『題目弥陀名号勝劣事』(佐前) | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

[細雪注・法華経の]三の巻の心ならば、阿弥陀仏 等の十六の仏は、昔 大通智勝仏(だいつうちしょうぶつ)の御時(おんとき)、十六の王子として法華経を習ひて、後に正覚を な(成)らせ給(たま)へりと見えたり。弥陀仏 等も凡夫にて をはしませし時は、妙法蓮華経の五字を習ひてこそ仏には な(成)らせ給ひて侍(はべ)れ。全く南無阿弥陀仏と申して正覚を ならせ給ひたりとは見えず。
(平成新編0332・御書全集0115・正宗聖典----・昭和新定[1]0512・昭和定本[1]0301)
[文永01(1264)年(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]