みそ(味噌)をけ(桶)ひとつ給(た)び了(おわ)んぬ。はらのけ(下痢)は さゑもん(左衛門)殿の御薬に なを(治)りて候(そうろう)。又(また)この みそを な(嘗)めて いよいよ心(ここ)ち(地)なを(治)り候(そうら)ひぬ。
あわれあわれ今年 御つゝがな(恙無)き事をこそ、法華経に申し上げ まい(進)らせ候へ。恐々謹言。
(平成新編1241・御書全集1097・正宗聖典----・昭和新定[2]1848・昭和定本[2]1525)
[弘安01(1278)年06月26日(佐後)]
[真跡・武生 妙勧寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]