梵天・帝釈・日月(にちがつ)・四天(してん)の御とが(咎)め あ(有)りて、遠流(おんる)死罪の後、百日・一年・三年・七年が内に自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)とて此(こ)の御一門どしう(同士打)ち はじ(始)まるべし。其(そ)の後は他国侵逼難(たこくしんぴつなん)とて四方より、ことには西方より せ(責)められさせ給(たま)ふべし。其の時 後悔あるべし平左衛門尉(へいのさえもんのじょう)と、申(もう)し付けしかども、太政入道(だいじょうにゅうどう)の くる(狂)ひしやうに、すこしもはゞかる事なく物にくる(狂)う。
(平成新編1057・御書全集0911・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1574・昭和定本[2]0963)
[建治02(1276)年"建治01(1275)年"(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]