二の巻に云(い)はく「若人不信毀謗此経(にゃくにんふしんきぼうしきょう)、即断一切世間仏種(そくだんいっさいせけんぶっしゅ)、乃至(ないし)不受余経一偈(ふじゅよきょういちげ)」と。文(もん)の心は、仏に な(成)らん為(ため)には唯(ただ)法華経を受持せん事を願(ねが)ひて、余経の一偈一句をも受けざれと。
(平成新編0048・御書全集0385・正宗聖典----・昭和新定[1]0129・昭和定本[1]0046)
[建長07(1255)年"文永01(1264)年"(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]