第七 皆共至宝処(かいぐしほうしょ)の事
御義口伝に云(い)はく、皆とは十界なり、共とは如我等無異(にょがとうむい)なり、至とは極果の住処なり、宝処とは霊山(りょうぜん)なり。日蓮等の類(たぐい)南無妙法蓮華経と唱へ奉(たてまつ)る者は一同に皆共至宝処なり。共の一字は日蓮に共する時は宝処に至るべし、不共ならば阿鼻大城(あび だいじょう)に堕(お)つべし云云。
(平成新編1747・御書全集0734・正宗聖典0431・昭和新定[3]2778・昭和定本[3]2638)
[弘安01(1278)年01月01日(佐後)]
[古写本・上 富士大石寺、下 京都要法寺]
[※sasameyuki※]