『法華取要抄』(佐後)[真跡(断片)・古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

非を捨てゝ理を取るは智人なり。今 末の論師、本の人師(にんし)の邪義を捨て置いて専(もっぱ)ら本経本論を引き見るに、五十余年の諸経の中に法華経第四法師品の中の已今当(い こん とう)の三字 最も第一なり。諸(もろもろ)の論師、諸の人師 定(さだ)めて此(こ)の経文を見けるか。
(平成新編0732・御書全集0331~0332・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1069・昭和定本[1]0811)
[文永11(1274)年05月24日(佐後)]
[真跡・中山法華経寺(70%以上100%未満現存)、古写本・日興筆 富士大石寺 日目筆 富士大石寺 日澄筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]