『念仏無間地獄事(六郎恒長御消息・謗法墮獄抄)』(佐前) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

二(ふたつ)には念仏を無間地獄とは法華経の序分(じょぶん)無量義経に云(い)はく「方便の力を以(もっ)て、四十年(しじゅうねん)には未(いま)だ真実を顕(あら)はさず」云云。次下(つぎしも)の文(もん)に云はく「無量無辺を過(す)ぐるとも乃至(ないし)終(つい)に無上菩提(むじょうぼだい)を成(じょう)ずることを得(え)じ」云云。仏 初成道の時より白鷺池(びゃくろじ)の辺(ほと)りに至るまで年紀(ねんき)をあげ、四十余年と指して其(そ)の中の一切経を挙(あ)ぐる中に大部の経四部、其の四部の中に「次に方等十二部経を説く」云云。是(これ)念仏者の御信用候(そうろう)三部経なり。此を挙げて真実に非ずと云云。
(平成新編0320・御書全集1368・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0632~0633・昭和定本[1]0441)
[文永01(1264)年09月"文永06(1269)年09月"(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]