功徳は先の功徳にたくらぶ(比)れば、前の功徳は爪上(そうじょう)の土(ど)のごと(如)し、法華経の題目の功徳は十方(じっぽう)の土のごとし、先の功徳は一■(=清-青+帝)(いってい)の水のごとし。題目の功徳は大海のごとし。先の功徳は瓦礫(がりゃく)のごとし、題目の功徳は金銀のごとし。先の功徳は蛍火(けいか)のごとし、題目の功徳は日月のごとしと申す経文なり。
(平成新編1673・御書全集1300・正宗聖典----・昭和新定[3]2525・昭和定本[3]2529~2530)
[系年不詳"建治初期頃?"(佐後?)]
[真跡(断簡)・京都本隆寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]