『刑部左衛門尉女房御返事(忠孝書)』(佐後) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 今月飛来(ひらい)の雁書(がんしょ)に云(い)はく、此(こ)の十月三日、母にて候(そうろう)もの十三年に相当(あいあ)たれり。銭二十貫文(かんもん)等云云。
 夫(それ)外典(げてん)三千余巻には忠孝の二字を骨とし、内典五千余巻には孝養を眼(まなこ)とせり。不孝の者をば日月(にちがつ)も光をを(惜)しみ、地神も瞋(いか)りをなすと見へて候(そうろう)。
(平成新編1503・御書全集1397~1398・正宗聖典----・昭和新定[3]2159・昭和定本[2]1803)
[弘安03(1280)年10月21日(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]