『主師親御書(釈尊三徳抄)』(佐前) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

釈迦仏は我等(われら)が為(ため)には主なり、師なり、親なり。一人してすく(救)ひ護(まも)ると説き給(たま)へり。阿弥陀仏は我等が為には主ならず、親ならず、師ならず。然(しか)れば天台大師是(これ)を釈して曰(いわ)く「西方(さいほう)は仏(ほとけ)別にして縁異(こと)なり、仏別なるが故(ゆえ)に隠顕(おんけん)の義成(じょう)ぜず、縁異なるが故に子父の義成ぜず。又(また)此(こ)の経の首末(しゅまつ)に全く此の旨(むね)無し、眼を閉じて穿鑿(せんさく)す」と。
(平成新編0047・御書全集0385・正宗聖典----・昭和新定[1]0128~0129・昭和定本[1]0045)
[建長07(1255)年"文永01(1264)年"(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]