『就註法華経口伝(御義口伝) 上 法師品』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

第四 与如来共宿(よにょらいぐしゅく)の事
 御義口伝に云はく、法華の行者は男女(なんにょ)共(とも)に如来なり。煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)・生死即涅槃(しょうじそくねはん)なり。今(いま)日蓮等の類(たぐい)南無妙法蓮華経と唱(とな)へ奉(たてまつ)る者は与如来共宿の者なり。傅大士(ふだいし)の釈(しゃく)に云(い)はく「朝々(ちょうちょう)仏と共に起き、夕々(せきせき)仏と共に臥(ふ)す。時々に成道(じょうどう)し、時々に顕本(けんぽん)す」云云。
(平成新編1749・御書全集0736~0737・正宗聖典0434・昭和新定[3]2781・昭和定本[3]2642)
[弘安01(1278)年01月01日(佐後)]
[古写本・上 富士大石寺、下 京都要法寺]
[※sasameyuki※]