『桟敷女房御返事』(佐後)[真跡] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 白きかたびら布一切給び了んぬ。
 法華経を供養しまいらせ候に、十種くやう(供養)と申す十のやう候。其の中に衣服と申し候はなにゝても候へ、僧のき(着)候物をくやうし候。其の因縁をとかれて候には、過去に十万億の仏をくやうせる人、法華経に近づきまいらせ候とぞとかれて候へ。あらあら申すべく候へども、身にいたわる事候間こまかならず候。恐々謹言。
(平成新編1589・御書全集1232・正宗聖典----・昭和新定[3]2227~2228・昭和定本[2]1860)
[弘安05(1282)年02月17日"弘安04(1281)年02月17日""建治04(1278)年02月17日"(佐後)]
[真跡・和歌山了法寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]