『開目抄 下』(佐後)[曾存]我並びに我が弟子、諸難ありとも疑ふ心なくば、自然に仏界にいたるべし。天の加護なき事を疑はざれ。現世の安穏ならざる事をなげかざれ。我が弟子に朝夕教へしかども、疑ひををこして皆すてけん。つたなき者のならひは、約束せし事をまことの時はわするゝなるべし。(平成新編0574・御書全集0234・正宗聖典0136~0137・昭和新定[1]0829・昭和定本[1]0604~0605)[文永09(1272)年02月(佐後)][真跡・身延曾存][※sasameyuki※]