おはようございます
スギ花粉…キテますね
ついにヤツがやってきました。
昨日、ついに私の体が反応するようになりまして💦
暖かかったですからね🥲
辛い季節の始まりです🥲
さて
さっそくですが、作業を一本ご紹介します。
継続車検のご依頼で入庫いただいたY様のMT-07
追加オーダーでフロントのブレーキマスター交換を依頼いただきました。
Y様、以前所有されてた油冷マシンもそうでしたが、中々シブいカスタムをされます
今回換装されるマスターシリンダーは
YZF-R7の純正ブレーキマスターです。
純正でブレンボのネームが入ってるのが嬉しいですね✨
純正流用の良いところは、絶対的な“安心感”です。
メーカーの厳しい基準をクリアしてるパーツですからね😉
ただ、同車種ではないのでポン着けとはいきません。
例えば
ホルダー
R7の場合、カウルミラーなのでクランプにミラーホルダー(ミラーの取付け穴)がありません。
汎用のミラーホルダーはデイトナから入手できるのですが…
皆さまご存知のようにヤマハの車両は右側ミラーが逆ネジとなっておりますので、アダプター等を使用して正ネジ→逆ネジ変換を行わねばなりません。
あれ、ぶっ細工ですよね💦
なので、色々模索してみました
何かスマートに取付けする方法はないものかと。
そこで!
見つけました❗️
MT-10SP用の純正ミラーホルダー!
パーツナンバーも公開しときます。
これなら同じヤマハ車なのでネジは逆に切ってるはず!
取付けピッチが合うかどうかはギャンブルでしたが、ダメでも1,000円ほどの損害なので😅
やってみる価値はあり!
あとは、ホルダーの厚みも違うので
取付けボルトもMT-10用を2本用意しました。
これがパーツナンバーです。
親切でしょ😊
で
バッチリ合いました👍
あかんかったら1から出直しですからドキドキしましたが😅
次に、ブレーキホースの用意です。
ABS付車両なので専用のホースが必要なのですが…
これも、マスターが変わる関係でホースのジョイント方法や長さが変わりますので加えてセミオーダーをしました。
これです
このパーツナンバーで同じセットが出るかは…知りません笑
マスター→ABSユニット間のホースを25mm延長し、ジョイントを90°曲がったものに変更しました。
ブラックアルマイトなのでちょっと分かりにくいですが、こんな感じです
設計通りで、うれPです
同じカスタムされたい方はそのまま真似してください笑
では、ここからは通常のホース交換作業です。
ABSユニットのイン•アウトは絶対に間違わないように
制御が反対になるので、ブレーキロックなどが起こって大変危険です⚠️!
ノーマルホースの取り回しを確認した上で取り外しします。
もちろんフルードは抜き切ってます。
ブレーキオイルは塗装への攻撃性が強いので、必ずしっかりと養生して作業しましょう。
ホース交換完了✅
あとはしっかりとエア抜きを行います!
左側キャリパーは右キャリパーへのバイパスとABSセンサーが絡んでるので、取り回しが複雑です😅
元の画像を撮っておくことをお勧めします。
マスター本体のエア抜きも入念に行いました!
バッチリとタッチも良くなり、エア抜き作業も完了です
左ホース完成図
右ホース完成図
作業完了〜
さりげなくブレンボ
えーやん!
おもっきりブレンボのポンプもいいですが、ちょっとシブいですよね
あとは…
クラッチのレバーが色違いなので😅
ここは本人に任せます!
Y様ありがとうございました😉
週末、納車でお越しをお待ちしています☆
お知らせ🎵
3月15.16,17日と開催される
「大阪モーターサイクルショー2024」
