大型で非常に強い台風14号


徐々に近畿地方にも近づいてるようです。



災害の危険度が高まってるようですので、警戒と備えを行いましょう。

私も…車の燃料は満タンにしておきました😤



余談ですが


台風接近時に

「車の燃料を満タンにしておきましょう。」

とアナウンスされますね。



今の今まで、何か遭ったときに車で避難するため…とか

車中で避難生活などする場合にエアコンを稼働させるための燃料が必要…とかを考えてたのですが

どうやら正解は

“車の重量を燃料によって少しでも重くし、風で飛ばされないようにするため”

らしいですね。



知ってました??

私は知りませんでした😅





さて


それでは、昨日の作業をひとつ





T様のTMAX

持病のクラッチ滑りが発生したので、クラッチのオーバーホールを行いました。

この車体についても2度目の作業となります。


昔よくよくやりましたが、モデルが530に変わってからはあまりやる頻度も低く

久々の作業です。

記憶を辿りながらやります!






まずはオイルとクーラントを抜いてしまいます。


クーラントを抜くのは、分解する左側ケースに刺さってるウォーターポンプ部のパイプを抜かねばならないからです。

久々すぎてそれを忘れており……パイプジョイント部のOリングをオーダーしてませんでした💦

今日中に作業が完結する可能性が消えました😢






今回交換するパーツ群です。



クラッチプレートやフリクションプレートは当然全交換ですが、加えてダイヤフラムスプリングやプレッシャープレートやスラストウェイトプレートなど、稼働パーツを全て交換します。


仕様変更や材質の変更もあるとかないとか言われてますからね。






まずはケースを外しますが、ボルトは長さを確認しながら進めないと長さの合ってないボルトを間違った穴に突っ込むとクランクケースが破損することもあります。


この車両については全て同じ長さでした。

これは「たまたま」ではなく、ヤマハの気遣いですね。

作業者が間違わないようにケース側の厚みを変えてボルトの長さを合わせてます。

そのあたりはさすがヤマハです。






外したケース。

ステータコイルの「焼け」などがないか軽く点検。
そして、ガスケットが張り付いてないことを祈ります。





こちらが車体側
左側はフライホイール兼マグネット、右側が今回分解するクラッチハウジング。





さっそく外してみました。

真ん中のシャフトがエンジンからの動力。
その脇にあるギアが後輪を回すトライブチェーンに直結しています。

エンジンはもっともっと前の方(フライホイールの位置がクランク軸)にあるのにアウトプットシャフトがこんな位置にあるのは…
車体右側にある変速機(プーリーやVベルトなど)により減速された動力がこのシャフトから出力されており、2次的にクラッチミートして後輪へと動力を伝えているわけですね。


難しいですが😅
ミッション部分がスペース的に車体右側にあるというわけです。





外したクラッチ



滑った跡が何ヵ所かにありました。



いきなり完成キラキラ



2つ空いてる穴は何のためやろ…?
とか考えながらハウジング組み付け完了。




車体にドッキングさせる際は、後輪を軽く回しながら押し込むと簡単に装着可能です。
仕組みを考えたら簡単ですねウインク





水が漏れないようにパイプも仮留め。
今すぐOリングが欲しいっ💦





ケース組み付け完了❗

連休明けに残りのパーツが入荷したら完成ですね。
外装の組み付け…覚えとるかな😃






おまけ



いただきものの国産松茸❗
(中)国産ね
美味しかったですチュービックリマーク

これまた、いただきものの日本酒でいただきました🍶




皆さまの差し入れで食生活が成り立ってますニコニコ

本当にありがとうございます❗