昨夜
仕事終わりに残り福を貰いに今宮戎さんまで行って参りました。
ご時世的なところで、屋台などは出ておりませんで…
ちょっと寂しく感じました。
今年こそは街に活気が戻ってほしいものですね。
えべっさん
今年もよろしゅうお願いしておきます
さて
昨日は前回のつづき作業の4D9マジェスティ
ラジエーター液(以下クーラント)の交換をしました。
もはや泥水のような錆混じりの液体が出てきます。
ちなみに、クーラントのドレンボルトは
ここ!
判りにくいですね😅
少し引いてみました。
シリンダーヘッドカバーとバッテリーの位置関係で場所が特定できると思います😉
話を戻して
なぜこれほどにクーラントが汚れてるかと言うと
これです。
ウォーターポンプのカバーが破損してチューブが折れておりました。
ここから水が駄々漏れて水温警告灯が点灯。
警告灯が点灯したということで水を足しながら走ってたとオーナーさん。
当然、水道水には防錆剤が入ってませんのでエンジン内部で酸化して錆まみれになります💦
警告灯が点灯した地点で入庫いただきたかったですね😓
ホースとのジョイント部が折れてました。
腐食するとよく折れる箇所です。
カバーとホース、それに圧力が抜けてたキャップも新品を用意しました。
ポンプ周りとラジエーター本体、そして水回りをしっかりと洗浄して
カバー組み付けOK!
注意すべきはリカバリータンク
タンク本体を洗浄して水の入れ換えはもちろん行いますが、底に汚れが溜まって水の出口が詰まってることがよくありますので
底のホースを外して出口からエアーを吹いてやります!
案の定、ポンっといい音がして真っ黒の汚れが大量に流れ出てきました
その後に圧水でタンク内部も洗浄OK
おおかたキレイになったところで、ここからやっとクーラントの注入&エア抜きの工程となります。
まずはサーモスタットのカバー上にあるホースを外します。
今回は前述したように、このホースは新品交換してますので抜いたままにしてました。
そして、ラジエーター本体入口よりクーラントを注入します。
先ほどのホースからクーラントが出てきたらOK。
サーモスタット上のホースを差し込んで、次はエンジン内のエア抜き工程です。
エア抜きのブリーザーはここ!
判りにくいですが、先ほどのホースが刺さってる少し前の部分にあります。
サーモカバーの前にある5ミリのヘキサゴンボルトです。
このボルトを10ミリ程度緩めます。
おもっきり緩めないと、少し緩めただけではOリングが邪魔をしてエアが抜けません。
緩めたブリーダーから水がチョロチョロ漏れてくるまでエンジンを回しながらラジエーター本体にクーラントを注ぎます。
通常のクーラント入れ替えでしたらこれでOKなのですが、今回はポンプ部を分解したせいで多量のエアがエンジン内部に残ってると考えられますので、この作業を5回程度繰り返してしっかりとエア抜き作業を行いました!
およそ1.5Lくらいのクーラントが入ればOKでしょう。
ラジエーター液の交換作業完了
完全に内部の錆を落とすことはできませんので、今回は再腐食の予防も兼ねてワコーズの“クーラントブースター”を濃ゆ~い目に混ぜておきました
水冷エンジンの冷却水は、通常2年毎の交換をお勧めしています(一部例外あり)。
腐食してエンジンに大きなダメージを与える前に交換しましょう
ラジエーターの作業が終わったところで…
ヘッドライトが片眼点灯になってることに気付く。
4D9はたしか、ハイ・ロー共に両眼点灯だったはず😓
ということで
オーナーさんにご連絡の上、この際両眼共にLEDにすることとしました。
PIAAのHIDキットが組み込まれてるので…
撤去作業が大変そうですね💦💦
次回
「4D9ヘッドライトバルブ交換」につづく
これで記事ひとつ稼げました